結婚式のクライマックス、お手紙のシーンに人気があるオススメのオルゴール曲まとめ
手紙の曲はどんな曲が良いの?
披露宴でのクライマックス、新婦の手紙のシーン。
実はこのお手紙を楽しみの一つとして列席されている方もいらっしゃるほど重要なシーンです。
このお手紙のシーンで流す曲、音楽打ち合わせの際に、かなりの方が「手紙の時に流す曲は、歌詞・歌がない曲のほうがいいのでしょうか?」と聞かれます。
もちろん、歌がない曲のほうが好ましいのですが、やはり、歌詞があってこそ伝わったり、自分的にこの曲で読みたい、なんて方もいますし、一概に「歌がないものがベスト」で終わらせられないのがこのお手紙の曲です。
長年結婚式の音響として携わってきた私としては、新婦のイメージや好きな曲の感じで歌が入っている曲のほうが似合う場合もあると思っていますし、インストの曲や、ピアノ曲などがより良い場合があるので、音楽打ち合わせで、お話しながらいろんな曲を提案しています。
とはいえ、読み手の感情次第でベストな曲は変わります。
やはり自分の好きな曲というのは重要で、心に決めていた曲が、いざお手紙を読むときに流れてくると、お手紙を読む時の気持ちの入り方が変わってきますよね?
なんだかんだと言ってきましたが、結婚式のお手紙のシーンで一番人気があるのは、実はオルゴール曲なんです。
だいたい8割程度の新婦は、何かの曲の「オルゴールバージョン」でお手紙を読んでいます。
オルゴールを選ばれる理由はやはり、言葉の邪魔をしないからというのが一番です。
その他の理由としては、音色の感じが普通の曲とは違うので、「ここはしっかり聞かないとな」というふうにゲストの方にもお手紙が始まったことを意識させやすいという点もあります。
そこで、今回は特にお手紙のシーンで人気のあるオルゴール曲にスポットを当てて紹介したいと思います。
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お手紙に人気のオルゴール曲紹介
未来へ / Kiroro(キロロ)
はい、鉄板です。
曲が始まった瞬間いみなさん「未来へ」ということがわかります。
そして、母へ向けというテーマも伝わりますので非常に幅広い年代の方から人気があります。
ありがとう / いきものがかり
これも鉄板です。
先ほどの未来へと人気を二分する、お手紙の2強の曲です。
「ありがとう」これほどお手紙に似合う言葉はありません。
さらに、朝ドラの「ゲゲゲの女房」で、いきものがかりの原曲が主題歌ということもあり、おじいちゃん、おばあちゃんまで知っているという強さがありますね。
Sign / Mr.Children
この曲も根強い人気があります。ミスチルのオルゴール曲で一番お手紙のシーンで使用されています。
このプレミアムオルゴールのフワッとした音色がまた良い雰囲気を作り上げていきます。
蕾 / コブクロ
母をテーマにした楽曲で、曲のイントロから雰囲気を作れます。
この曲は本当に曲が流れた瞬間から、会場をフワっと感動的な空気に染めていってくれます。
Story / AI
歌詞がとても良い曲で、歌自体も有名なので、お手紙で流れた瞬間からゲストも「良い曲流れてるなぁ」という印象になるでしょう。
誰にでも当てはまる歌詞ですから、父母だけでなく、祖父母や兄弟にも言葉を届けるお手紙なんかにピッタリです。
Always / 西野カナ
結婚式でも人気あるアーティスト、西野カナの有名バラードのオルゴール曲。
可愛らしいけれど少し落ち着いている曲調といったところ。
西野カナの曲でお手紙を読むならこの曲が一番良いです。
Beauty and the Beast(美女と野獣)
曲の始まりからとても綺麗なメロディーで雰囲気を作ってくれます。
大人っぽい印象がある曲なので、可愛らしいオルゴールの音色と相まって、可愛いけれど大人っぽさを表現できます。
ディズニーがテーマにある結婚式では必須の曲ですね。
Yesterday Once More / Carpenters(カーペンターズ)
この曲が意外とおすすめです。
お父さん、お母さん世代は絶対に知っている有名曲ですし、みんな良い印象を持っている曲という良さがあります。
オルゴール曲の雰囲気もかなり良くて、少しノスタルジックで温かい印象のほっこりしたお手紙のシーンになります。
まとめ
人気なのは有名な楽曲が多かったですね。オルゴールアレンジということですぐに原曲がわかるというのが大切な要素になってました。
テーマがある曲だとさらに良いですね。言葉の邪魔にならない上に、しっかりとテーマは伝わるという素晴らしさです。
あと、注意すべき点としては、オルゴール曲は曲によって音色やテンポが違い、ガラっと雰囲気に違いがあるという点です。
もし、決めているオルゴール曲があるのなら、音楽を決める打ち合わせの際に、オルゴールはこのバージョンという風に伝えておかないと、いざ結婚式当日に流れたのオルゴール曲が自分の知らない変なバージョンだった、なんてことが起こりますので注意しましょう。