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新郎新婦退場か?エンドロールに使うか?どちらか悩む「永遠 / BENI」

結婚式でも定番曲となっている。「永遠 / BENI」を紹介。

永遠

永遠

 

BENIの代表的なブライダルソングで、歌詞がまさに結婚式を連想させる一曲です。

曲調を一言で表すなら「綺麗」という言葉がしっくりきます。

 

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眩しいくらい輝いている沢山の笑顔に包まれて

どうかふたり忘れないで永遠を誓い合ったこの日を

 

こんな歌い出しから、結婚式を象徴する歌詞で始まり

 

今日からは独りじゃないアナタの隣には強い味方が

もう何も怖くはない薬指の重みを感じて…

 

という風に歌詞は続きます。薬指の重み……これは指輪のことですね。

結婚式での指輪というものは、とても象徴的なものです。その結婚式の象徴でもある、エンゲージリングの由来として、こんな文言を耳にします。

 

『輪には終わりも始まりもないことから、永遠の象徴とされています』

 

この文言は、挙式の指輪交換の際に、牧師先生が言っている会場も多いです。

歌詞が非常にピンポイントなブライダルソングで、とても人気があります。

 

結婚式で使う場合の人気演出は?

では、この曲が結婚式のどの演出で人気があるのでしょう?

良く流している演出を、人気順であげてみます。

 

1位 エンドロール

2位 新郎新婦退場

3位 入場

 

となっています。やはり、歌詞がしっかり結婚というテーマがある、ブライダルソングなので、その歌詞を大事に使ってエンドロールで使う新郎新婦が多いです。

 

ここで補足ですが、最近のエンドロール映像は当日の挙式から披露宴の中盤までがダイジェストで流れる映像で、ネットなどではよく「撮って出しエンドロール」なんて言われていますね。

 

ですから、挙式で新郎が1人で入場して来るシーンから始まり、新婦がお父さんと一緒に入場してきている様子。

バージンロードを歩く新婦と父、それを決意の表情で見つめる新郎...

 

そんな映像のバックに流れるBGMというわけです。

この「永遠」は、曲調も綺麗なイメージなので、挙式の映像にもマッチしますし、しっとりすぎない、リズムのしっかりした曲調でもあるので、エンドロール映像が、披露宴のシーンに移り変わっても、ゲストの笑顔などにも似合います。

そして、トータルの曲の雰囲気には、先に述べた綺麗さがあるので、結婚式のダイジェストムービーでもある、エンドロールに人気なんですね。

私自身、実際の結婚式で、何度もこの曲のエンドロールを見ていますが、正直「ハマッているな」と思います。

 

残りの2位・3位の新郎新婦の「退場・入場」シーンについても、綺麗な雰囲気と結婚式の歌詞がよく似合い、どちらのシーンも捨てがたいです。

退場で使うのであれば、冒頭の歌詞がふわっと挙式を連想させるので、 当日の挙式の様子をフラッシュバックさせ、改めて二人の結婚というものを強く意識させつつ、退場できます。

入場シーンであれば、先ほどの挙式の余韻を残すかのように、綺麗な曲でウェディングドレスを魅せながらの登場、といった雰囲気にできます。

 

このように、結婚式でも非常に重要なシーンに人気がある曲で、もはや定番曲と言えます。私が思うに、大人っぽくなりすぎず、しかし、子供っぽくもならない、『ちょうどいい』曲調が、幅広い年代の新婦に人気の理由の一つになっていると思います。

 

永遠

永遠

 

「永遠」の入っているアルバム

「永遠」だけではなく、ブライダルでも人気のある、「Heaven's Door」や「Kiss Kiss Kiss」なども収録されているベストアルバム。

 

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