このポップソングは、母親との中座にとても似合う「夢の外へ / 星野源」
最近ホントに良く名前を聞くようになってきた「星野源」結婚式の界隈でも、いい曲がたくさんあるってことを、みんな気づき出しています。
オシャレ感もしっかりありますし単純に「星野源」良いデスよね。今回は、日焼け止めのCMソングにも使われた「夢の外へ」を紹介します。
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どんな曲なの?
ぱっと聞くと明るいポップな曲で、個人的には、カップルが手をつないで浜辺を走っているようなイメージがありました。
だけど、曲をしっかり聞くと、ところどころに哲学的というか、深い意味合いのありそうなワードが感じられ、直球ポップな曲調とは裏腹に、そんな単純な曲じゃないな、と感じる事でしょう。
例えば
この世は光 映してるだけ
「光」という良いイメージのワードですが、映してるだけ、と続くと、少しどういうことかな?と感じますね。さらに
自分だけ見えるものと 大勢で見る世界の
どちらが嘘か選べばいい
君はどちらをゆく 僕は真ん中をゆく
こんな表現も出てきます。これは、情報があふれている現実世界の真理だなぁ、と思ったりします。
大衆によって作られるトレンド的なものってありますよね?世間的にはそのトレンドって、ポジティブな捉え方をされていますが、それが本当に良いものなのか?実は自分にとっては価値のないものなんじゃないか?なんて感じることもありますし…
そんな中で、「真ん中をゆく」とはすごい発想です。「0-100」ではなくて、どっちでもなくて、良いとこだけ貰っとけばいいじゃん?ってスタンスは素晴らしいですね。
私、個人的に常々思ってることに、「良いと思うものを、きちんと良いと言えることが大事」というのがありまして、世間は良いといっている、とか売れてるから良いとか、そんな変なフィルターに通さずに、自分で感じることが大切なんですね。ある種、ブレないということです。
「この真ん中をゆく」は非常に共感&リスペクトです。しっかり自分というものを確立しています。
話が結婚式とはあまり関係ないところに行ってしまいそうなので、この辺で……
この「夢の外へ」読み解いていくと、とても興味深い曲でしたね。
個人的にですが、この記事に非常に共感しました。面白かったです。
結婚式で使うならどの演出シーン?
この曲調、かなりのポップソングなので、明るい曲の似合うシーンなら、正直どこでも良いのですが、「帯に短し、たすきに長し」というところがあり、例えば乾杯だと、イントロが少し長く感じ、新郎新婦の退場なんかでは、もう少し雰囲気のあるイントロが良いかと思いますし…というわけで、一番オススメのシーン は「新郎の中座」の場面です。
お色直しのために、一旦会場から退場する中座のシーン。この「夢の外へ」ならば、曲自体が男性的な雰囲気ですから、新郎の「男性」感もしっかりと出しつつ、一緒に退場するエスコートの方が、もしも友人なら、ポップで楽しい雰囲気で中座できますし、兄弟や姉妹だと、小さい頃に遊んでいた空気感を感じられし、良い雰囲気もある少しポップな中座になりますし、母親と退場でもとっても似合います。
エスコートの人の関係性や性別にも左右されない、とても汎用性の高い曲です。
ちょっと妄想(新郎、母と中座なら編)
エスコートの呼び出しで、母がメインテーブルの前で待つ新郎のところへ歩み寄ります。
一緒に歩くなんて何年降りの事でしょう。こんな近い距離に並んでいることも久しぶりではありませんか?そんな雰囲気に少し照れている新郎と母親…
恥ずかしさの残るふたりに手を繋ぎなよ、って応援するように、この「夢の外へ」が会場に鳴り響いています…
ほっこりとした優しい空気を感じられますね。
ほっこりさも暖かさも優しさも楽しさもある曲で、『なんか良いシーンだなぁ』っていう、中座のシーンになります。
「 夢の外へ」が入っているアルバム
良いですよ。
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