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実際に結婚式に携わるブライダルの音響さんが演出シーンを妄想しながら説明する、本当に役に立つWedding BGM講座ブログ

「Be The Light / ONE OK ROCK」この曲は結婚式に使って意味のある曲だと思う

もしかすると、「この曲は結婚式にふさわしくない」と言う人もいるでしょう。

全編英語詞なので、パっと曲を聞いたからと言って、意味がわかる曲ではありませんが、曲の意味を知っていればどうでしょうか?

Be the light

Be the light

 

 

なぜかというと、この「Be The Light / ONE OK ROCK」という曲は、震災をイメージして歌っていて、内容をザックリというと、「その現実は忘れることなどできないけれど、新しく出発する心を持って、諦めないでほしい」という応援の意味があります。

それゆえに、震災というイメージを嫌う意味で、結婚式にふさわしくないと、言う方もいるのです。

 

曲の歌詞、和訳にこんな部分があります。

 

昨日の夜だって光へと変わり

明日の夜も光にもどる

だからその光になれ

 

夜、闇という最もマイナスなイメージも、朝になれば光に変わるし、また闇がきても光に戻る、その「光」とは希望ということでしょう。

では、希望とはなんでしょう?この曲で言えば、他人からもらうものではなく、自ら諦めずに頑張ろうと思う心であり、前を向くと決めた決意など、感情的なもの、言い変えるなら「強さ」を持つことが、光のイメージであり、メッセージである気がします。

 

被災せずにすんだ私が、こんな風に、第三者目線で簡単に言ってしまうことに、非常に抵抗はありますが、震災により被災された人や、その関係者が、その悲しみを忘れるのではなく、起こってしまった現実を受け止めて、その悲しみや辛さを乗り越えていくというのは、当たり前ですが、精神的にも、金銭的にも非常に困難であると思います。

しかも、震災は自然が起こしたものであり、誰のせいでもありません。怒りという感情があっても、その感情のぶつけどころもありません。 自分やまわりに起こった事実、現実を受け止めることから、人生をリスタートするしかないのかもしれません。ですが、それはとても残酷であり、すぐに消化できることなど、出来ない事であろうと思います。

 

あるテレビで、震災前に結婚式が決まっていて、震災後に結婚式を行うかどうか迷っていた二人の事が取り上げられていました。

被災した人がたくさんいるのに、結婚式なんてやっている場合なのか……不謹慎ではないのか……

二人は悩みに悩んだと言います。そして、周りの方に相談もしたそうです。すると、こんな答えが返ってきたそうです。「二人の結婚式に列席することで、幸せな気持ちになれるし、たとえ一時でも、辛いことを考えずに明るい気持ちになれることが嬉しいから、ぜひ結婚式を挙げてほしい」

そんな周りの方の後押しを受けて、結婚式をすることに決めていました。

映像で拝見しましたが、お二人はもちろん、列席していたゲストの皆さんの笑顔がとても印象的でした。

 

結婚式という行為自体が、「命」が未来に繋がっていくという、とても気持ちを前向きにできるものであり、列席者にも幸せを分けることができるものだと、私も思っています。

 

もし、被災された方が、結婚式でこの「Be The Light」という曲を流すことには、非常に意味があるのではないでしょうか?もはや、ただのBGMではなく、その現実を背負い生き続ける、これからの人生の決意を体現したもののようにも聞こえるのではないでしょうか?

 

個人的な意見にはなりましたが、この曲を一般的に結婚式で使うことは、「ふさわしくない」なんてことは絶対にないと、私は思っています。ただ、簡単に使うことは控えたい気持ちはあります。

 

未曾有の災害でした……私はテレビでしか見ていませんが、到底現実とは思えないほどの映像に圧倒され、自然の力に恐怖を抱きました……とはいえ、メディアで取り上げられることも、時間の経過とともに少なくなり、被災していない人が、それに想いを馳せるのは、テレビの特集で年1回がせいぜいという気がします。少し、また少しと現実が風化していってしまう事実。

 

私にできることなど、ないのではないかと思いますが、せめて街で寄付を見かけたなら少しでもお金を入れようとは、常に思っています。

Be the light

Be the light

 

PVも非常に心を揺さぶられるものになっています。一度拝見してほしいものです。

Be the Light

Be the Light

 

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