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実際に結婚式に携わるブライダルの音響さんが演出シーンを妄想しながら説明する、本当に役に立つWedding BGM講座ブログ

感動を伝えよう。新郎新婦退場に使って欲しい曲「足音 / ミスチル」

結婚式の音楽はとても重要なもの。その結婚式でも、非常に人気のあるアーティストの一組が「Mr.children」誰もが知っているアーティストでもあり、とても良い印象を持たれているアーティストです。

今回は、信長協奏曲の主題歌でもある「ミスチルの足音 〜Be Strong」を紹介します。

とても感動的な王道バラードと言えるこの曲、結婚式ではどのシーンが一番似合うのでしょうか?

足音 ~Be Strong

足音 ~Be Strong

 

 

 

どんな曲なの?

先にも述べましたが、ドラマ「信長協奏曲」の主題歌でもある「足音」この曲のザックリな印象としては、『前に向かって進んで行く曲』である、ということでしょう。

そしてテーマが大きい曲であり、「人生」というような大きなものを包み込むように歌っている曲です。

さらに、この曲のキーワードとして「新しい靴」「歩み」「未来」「足音」というものが伝わってきます。これらのワードはすべて前向きな言葉ですから、非常に結婚式という場にマッチしているのではないでしょうか?

 

キーワード

結婚式とは、人生においてゴールではなく、ある種スタートであります。結婚というスタートを切ってその先に広がる「人生」「未来」という大きなものに通じる言葉が、この歌にはたくさんあるように感じます。。

ストレートな文言ではないかもしれませんが、列席者にも非常に力強く、また印象的に心に響く言葉なのではないでしょうか?

「新しい靴」

これはまさに結婚式に通じるワード、二人が結婚して、まさにこれから新しい人生を二人でスタートさせていきます。心機一転、これから二人でがんばっていきますという新たな想いを連想させるよう素敵なワードですね。

「歩み」

歩くという行為は、基本的に前進です。これから先の人生、良いこともあるでしょうし、悪いこと起こるかもしれません。しかし、それらはすべて未来へ進むためのものなのでしょう。

……この歌の歌詞にこんな一節があります

また一歩 次の一歩 足音を踏みならせ

この一節を聞くと、ただ前に進むんじゃなく、これまでしっかりと生きてきた、そしてこれから先の未来を生きて行く。

その進むという行為は、決して惰性ではなく、しっかりとした意志を持って、前向きに踏み出していくような様であると思います。

一概には言えないのですが、例えば新郎であれば、これから新婦の笑顔を絶やさぬように頑張る、であったり、家族が金銭的に困ることのないようにしっかりと働いて稼ぐ、というような、一人ではなく二人であることが前提で、二人で未来を紡いでいく、人生を作っていくというイメージ。

それこそ、しっかりと足音を踏みならして、自分たちはこうやって生きているよと伝えていくような「意識ある前進」という印象でしょうか?

「足音」

曲名にもなっているこの「足音」というワード。これはまさに今まで歩んできた軌跡であり、またこれから新たな伴侶を得て、一人から二人に増え、もしかしたら、さらに増えていくかもしれませんね。家族として紡いでいく、これからの人生「未来」でもあるように思います。

先の「歩み」を受けて、未来へ向け進んで行った先に、ふと振り返ると見える幸せな時間なんかも「足音」になっているんでしょうね。

 

結婚式で使うならどの演出?

結婚式で使うのならば、先のキーワードも含みつつ考えると、新郎新婦退場しかないでしょう。結婚式というドラマのエンディングがふさわしいと思います。

曲調的にも基本バラードではありますが、楽器的に迫力のある曲になっています。

イントロがまた素晴らしく、あのイントロのギターからのドラムで、新郎の謝辞で感動的に盛り上がる空気をさらに後押ししてくれ、歌で少しサラリと聞かせながら歌詞を印象的に響かせ、ゲストの中を退場していきます。サビのメロディーも歌詞も申し分ないですので、グッと心を掴まれるサビのメロディーが聞こえると涙すら浮かびそうです。とても感動的な退場になることは間違いないでしょう。

 

「足音」が入ってるアルバム

REFLECTION{Drip}初回盤

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信長協奏曲」漫画もドラマも本気で面白いですよ 

 

信長協奏曲 DVD-BOX

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